内科・消化器内科・糖尿病内科/肝臓・胆のう・膵臓・胃大腸内視鏡・糖尿病・生活習慣病
 〒010-0951 秋田市山王5丁目10番28号
   Tel:018-867-7411 
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<当診療所の糖尿病治療の基本的な考え方>
 インスリン分泌細胞である膵臓のβ細胞の機能をいかに守り長持ちさせるかです。体の血糖値のコントロールは肝臓で行われています。肝臓は血糖値が高いときには糖を取り込んで貯蔵して血糖値を下げるとともに、体に糖分が少ないときには糖新生を行い糖を作り出します。糖尿病は膵臓の病気と思っている方もいるかもしれませんが、血糖値を下げたり上げたりするホルモンを作るのは膵臓で、そのホルモンが働く主な場は肝臓です。糖尿病の治療は肝臓と膵臓の働きをいかに健全に保つかが非常に大事です。
 当院では膵臓のインスリン分泌に負荷をかけるSU剤などの内服薬は最小限の使用に抑え、極力膵臓を守る治療を第一に考えて診療しています。
 HbA1c(NGSP)値は7.0以下(なるべく6.5%を切ること)をコントロールの目標にしています。体重減少効果がある内服薬のSGLT2阻害薬やメトホルミンを積極的に使用しています。インスリン注射や体重減少効果の強いGLP-1アナログ注射も導入しています。
<糖尿病と発がんに関して> 糖尿病は全身の病気です。血糖値のコントロールがすべてではありません。
 2007年に日本糖尿病学会誌に糖尿病患者の死亡原因の報告がありました。それによると糖尿病患者の死因のトップはがんで34.1%と健常人よりやや高いことが示されました。がんの部位を見ると糖尿病患者では肝がんが一番多く8.6%でした。健常人では肺がん、胃がん、大腸がんが1,2,3位を占めていることを考えると、糖尿病患者には肝がんが多いことがわかります。また、糖尿病の死因では肝硬変で亡くなっている方が4.7%もいました。実に糖尿病患者の13.3%が肝臓関連死であることがわかります。
 以前より糖尿病患者ではがんが多いと言われています。2013年に日本糖尿病学会より日本人33万5千人を解析した大規模な疫学研究が報告され、より糖尿病とがんの関連性が明らかになりました。この報告では、2型糖尿病の患者は健常者に比較して、全がんで発癌リスクが1.2倍に増加し、部位別には、特に肝臓がん、膵臓がん、大腸がんの発生率が増加する結果でした。健常者の発癌率を1とすると、肝臓がんが1.97倍、すい臓がんが1.85倍、大腸がんが1.4倍でした。
 
糖尿病の方は、がんになりやすいことを恐れるのではなく、健常者と比べるとがんになりやすい体と自覚して、糖尿病本来の治療を行いつつ、かつ必ず定期的にがん検診を受けるようにしてください。年1回、肝臓・膵臓がんのチェックとして腹部超音波検査、できれば同時に秋田県に多い胃がんチェックとして胃内視鏡検査、そして大腸がんのチェックとして便潜血検査あるいは大腸内視鏡検査を行うことを勧めます。
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